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理事長あいさつ

宗像水光会総合病院 理事長 津留 英智

 今年は、団塊世代が後期高齢を迎える2025年問題まであと5年、人口減少・少子高齢化が更に進む2040年問題まで残り20年と言う大きな節目の年を迎えます。夏には2020東京オリンピックが開催され期待に胸が高鳴りますが、一方で毎年どこかで発生しているテロや紛争、また日本の各地で見舞われる集中豪雨、台風、地震などの自然災害も心配されるところです。

 医療界では、三位一体改革(①地域医療構想、②医師の働き方改革、③医師偏在対策)の推進に加えて、今年4月には診療報酬制改定が行われます。
①地域医療構想については、地域には必ず地域特有の事情や課題があります。それを全て全国統一ルールで縛ることは困難です。我々の医療圏の現状と課題を皆さんと共有して、しっかりとした地域医療介護の連携を行いながら、市民・住民の皆さんに安心できる医療を提供できるよう取り組んで行きます。地域医療構想調整会議あるいは部会において、当院が地域において担うべき役割をより明確にお示しして、しかるべき病床機能への転換について地域の医療機関の皆さんのご理解とご同意も頂きながら、より充実した医療が提供できるように努めてまいります。
②医師の働き方改革においてはタスクシェア、タスクシフトを進めながら医師の負担軽減を図り、開業以来55年間、24時間365日、一日も休むことなく守って来た地域の救急医療をこれまでと変わることなく堅持すべく、全ての職種の医療スタッフも含めて働き方の課題に取り組んで行く必要があります。
③医師偏在問題については、当医療圏は、小児科、産婦人科以外は医師不足地域には認定されませんでした。しかしこれからまだまだ人口は増加しており、2040年に向けての疾病構造の変化も考えながら、医師確保には全力で取り組む必要があります。若い世代に地域医療をしっかりと学び身に着けて頂く意味でも、初期臨床研修基幹病院として、4名定員を維持し、今年も4月よりの新人研修医4名を待ち受けます。

 最後になりますが、今年も三位一体の医療制度改革、診療報酬改定で、更に厳しい病院運営を迫られることにはなりますが、職員スタッフ全員で乗り越えて、地域医療は我々が守ると言う気持ちを忘れずに頑張っていく所存ですので、皆様のご理解とご協力、ご指導を賜りますよう、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

2020年1月
医療法人社団水光会 理事長
津留 英智

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