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産婦人科

当院の特色

 産婦人科は思春期、性成熟期、更年期、老年期にいたる全ての女性の病気や悩みに対して、患者さん・ご家族の気持ちを大事にして診療を行うことを第一としています。患者さんからお話を伺い、産婦人科診察、血液検査、MRIなどの画像検査などを用いて診断します。治療法は治療ガイドラインに基づき、さらに年齢、生活背景、基礎疾患などを十分に考慮して患者さん一人一人に合った治療を選択します。

 手術が必要な病気は病態に合わせて手術の方法(術式)を検討し、できる限り身体に負担の少ないロボットを用いたロボット支援手術や腹腔鏡手術、子宮鏡手術を行っています。ロボット支援手術や腹腔鏡手術は臍部(おへそ)を切開し、さらに下腹部に1㎝前後の切開を3~4か所行って、テレビモニターに映し出された映像を見ながら行なう手術です。卵巣腫瘍や子宮筋腫に対して行うことが多く、開腹手術よりも皮膚の創が小さいため美容的にも優れ、手術後の疼痛も開腹手術に比べ軽いのが特徴です。そのため、入院期間が若干短く、仕事への復帰が早いことなどが利点です。

 当科は福岡市内や北九州市内の基幹病院とも緊密に連携していますので、当科で治療が難しい場合は最善の治療を提供できるようにご紹介させていただく事もできます。
 また、当院は救急医療を診療の柱としていますので、婦人科の救急疾患もできるだけ対応しています。

当産婦人科外来では、専門外来を設けております(更年期外来・女性外来・生理痛外来)。気になることがあれば、まずは午前の外来を受診頂くようお願い致します。ご不明点はご遠慮なくお尋ねください。

▼外来担当医表は下記リンクの通りです

手術症例(2023年度)

術式 症例数
流産手術(妊娠11週までの場合) 2
子宮内膜掻爬術 13
子宮頸管ポリープ切除術 27
子宮腟部冷凍凝固術 1
子宮頸部(腟部)切除術 10
子宮頸部摘出術(腟部切断術を含む) 6
子宮筋腫摘出(核出)術(腹式) 4
子宮附属器癒着剥離術(両側)(開腹によるもの) 2
子宮附属器癒着剥離術(両側)(腹腔腹によるもの) 3
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹によるもの) 8
子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔腹によるもの) 24
腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 1
子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術(電解質溶液利用のもの) 1
子宮内膜ポリープ切除術 14
子宮全摘術 15
子宮悪性腫瘍手術 4
腹腔鏡下腟式子宮全摘術 26
バルトリン腺膿瘍切開術 1
バルトリン腺嚢胞腫瘍摘出術(造袋術を含む) 2
腟壁尖圭コンジローム切除術 1
その他 4
合計 169

ご来院のみなさまへ

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