私たちは地域の皆さまに安心で信頼される看護をいつでも提供いたします。
病院理念に基づき、専門職業人として自ら考え行動できる看護師を育成する事を理念として掲げています。
当院には19科の診療科があります。また、当院は「日本医療機能評価機構認定病院」「基幹型臨床研修病院」「救急告示病院(24 時間救急体制)」です。
一般外来では、1日400人近くの患者さんが来院されます。近年入院日数の短縮から、医療依存度の高い患者さんが増えています。そんな中、外来看護師に求められる業務は拡大され、指導的役割も重要となっています。疾患を抱えながら、住み慣れた地域で安心して暮し続けることができるように、在宅生活を継続する上での生活指導や、足病外来におけるフットケアなど専門性を発揮した看護を行っています。
救急外来では、24時間365日救急患者さんを受け入れています。救急外来看護師は、緊急心臓カテーテル検査や、脳血管造影検査など、さまざまな緊急検査や治療に対応しています。看護師に求められる知識・技術も高度化していますが、私たち看護師は、いつも患者さんの気持ちに寄り添い、質の高い看護が提供できるよう努力していきます。
透析センターでは、血液透析を行っており、入院・外来の維持透析や急性腎不全の緊急透析などに随時対応しています。月曜日~土曜日の午前透析と月・水・金曜日は午後透析も行っています。患者さんの生活相談・指導・管理、シャント管理やフットケアなど多岐にわたるケアを実践し、安心・安全・安楽な透析生活を送っていただけるよう多方面から支援に取り組んでいます。
透析看護未経験看護師・新卒者もマンツーマン指導で透析看護技術と知識の習得に励んでいます。
手術室は5部屋あり、現在22名のスタッフで、患者さんが安心して手術を受けられるように、術前・術後訪問の充実に取り組んでいます。また、患者さんだけでなく手術終了を待つご家族の精神的負担の軽減を目的に術中訪問の実施も行っています。
病棟看護師や医師などの多職種と協働し、手術を受ける患者さんがより速い社会復帰ができるようスタッフ一同頑張っています。
ICUは外科系・内科系問わず全診療科の重症患者さんの対応をしています。生命の危機的状況にある患者さんは苦痛や不安を多く抱いているため、わたしたちは精神的に寄り添える看護が提供できるよう、対応や環境づくりを心がけています。さらに、多職種と連携を積極的に図り、患者さんの社会復帰を見据えた関わりを行っています。 看護師には豊富な知識や高度な技術が求められるため、部署内で多くの勉強会を企画し、スタッフ全員で自己研鑽に励んでいます。その中でも、災害発生時のICUでの動きを想定したマニュアル作成や訓練、感染対策には特に力を入れて取り組んでいます。何事にも前向きに取り組む姿勢で、チームワークの良い明るい職場です。
心臓血管センターでは、心不全や心筋梗塞、狭心症、心臓カテーテル検査等の循環器内科の患者さんや、冠動脈バイパス手術や大動脈弁置換術等の心臓血管手術を受ける患者さんを主に受け入れています。
急な入院や手術で不安や苦痛がある患者さん方に、少しでも安心して治療を受けていただきたい、少しでも早く元気になって元の生活に戻っていただきたい、また少しでも病気の再発を予防できるようにとの思いで日々の看護に努めています。
心不全療養士の資格を持つ看護師も増え、退院後の生活指導を中心に患者支援に力を入れて取り組んでいます。
現在は、女性のみの26床の病棟です。(スタッフも女性のみです)婦人科疾患を主に形成外科・心臓血管外科の手術前~手術後の患者さんや内科疾患の患者さんのケアに携わっています。入院した日から退院後の生活を考えて患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い、多職種(相談員、理学療法士、管理栄養士など)と協同して退院支援を行っています。入院患者数は少ないのですが、手術前後の看護から療養生活のお世話まで幅広く、毎日、ばたばたしていますがみんなで声を掛け合っています。安全で安心したケアを提供できるようにチームワークをモットーにスタッフ一同笑顔で頑張っています。
4S病棟は、救急で受け入れた患者やICUなどで急性期の治療を終えた重症患者、また急性期から慢性期へ移行する患者を受け入れています。主要疾患は、内科、脳神経外科、循環器内科、心臓血管外科を中心とした病床数27床の病棟です。幅広い年齢層を受け入れており、看護師には豊富な知識や技術が求められます。一人一人が、院内で行われているラダー研修、Webでの研修などで自己研鑽に努めています。
患者、家族の方々の「想い」を大切に、入院から退院まで安心して過ごして頂けるよう、病棟スタッフ一人一人が明るい笑顔で患者に寄り添う看護の提供を目指しています。
地域包括ケア病棟は、急性期の治療を終えて在宅などに退院されるまでの期間、体力の回復や機能回復訓練、退院後も継続が必要な治療などの手技獲得訓練を行う病棟です。 退院支援が主な役割で、住み慣れた場所や環境で過ごして頂くお手伝いができるように患者・家族の意向に沿った退院支援を様々な職種と一緒に実践しています。「退院後の生活に不安がある」「どんなサービスを受けたら良いか分からない」などの不安が無いように、介護保険や福祉サービスの利用も含めてサポートさせて頂きます。
5S病棟は、整形外科・脳神経外科疾患の患者さんが主に入院される病棟です。整形外科では、主に大腿骨頚部骨折、人工股関節置換術や、変形性膝関節症の手術前後の患者さんが入院されています。脳神経外科では、急性期の脳血管内治療が行われています。
入院当初から在宅復帰を視野に入れ、患者さん、御家族の希望に寄り添い、多職種と協働で社会資源の提供や、退院後にスムーズに日常生活に戻れるよう看護サービスの提供に取り組んでいます。
回復期リハビリ病棟では、脳出血・脳梗塞などの脳血管疾患や、胸腰椎圧迫骨折・大腿骨頚部骨折などの整形疾患を中心に、急性期治療を終え在宅復帰を目標にするリハビリ期の患者さんを、院内、院外から受け入れています。
後遺症の残存や筋力が低下した患者さんの在宅復帰に向けて、リハビリテーションや栄養管理、退院支援を医師・理学療法士・作業療法士・言語療法士・栄養士・薬剤師・看護師・ソーシャルワーカーなどの多職種で連携して行っています。
退院後の生活に向けて、個々の患者さんのペースに合わせ、その思いや希望に寄り添い、状況に応じたサービスの利用を検討し、リハビリで出来た事を実生活に繋げていく事を目標に看護しています。
6S病棟は、主に外科・泌尿器科疾患の手術や化学療法を受ける患者さんを受け入れている48床の病棟です。手術を受けられる方が主であるため、術後合併症予防に努め、早期に退院できるよう多職種と連携を図っています。患者さんは診断を受け、検査や手術、化学療法など様々な不安を抱えながら治療されているため、少しでも不安を取り除くことができるよう、日々笑顔でぬくもりのある看護を提供できるよう心がけています。