脳卒中の予防をめざし、「脳ドック」を実施しております。
どうぞご利用ください。
画像診断法の進歩により、少ない侵襲で脳の形態が診断できるようになり、磁気共鳴画像(MRI)を主な検査として脳の診査を行う「脳ドック」と呼ばれる試みが1988年頃より始まりました。
食生活の欧米化、脳卒中のリスクファクター(危険因子)の増加、脳卒中、認知症の予防への高い関心と、日本における高度な診断装置の広範な普及にたすけられ、脳ドックは1990年代はじめ頃から磁気共鳴血管撮影(MRA)の実用化とともに多くの施設で実施されるようになりました。
この新しい形の検診に対して日本脳ドック学会は脳ドックが予防医学の新しい分野として正しい進歩を遂げ、脳ドックの水準と有効性の向上を目指してガイドラインを提示しています。2003年脳ドックガイドラインが提示され当院はそのガイドラインに準拠し日本脳ドック学会の認定施設にいち早く認定されました。現在、新しい脳ドックガイドライン2019に準拠して高い診断能力を維持しております。検査結果は医師(脳神経外科認定医、神経放射線科医)がチェックを行い検診者に結果を郵送しております。
脳ドックの目的は、無症状の人を対象に、MRI、MRAによる画像診断を主検査とする一連の検査により、無症候あるいは未発症の脳および脳血管疾患あるいはその危険因子を発見し、それらの発症あるいは進行を防止しようとするものです。
主な発見の対象は、
これらの結果について、判定と指導が行われます。
強力な磁場を発生する筒状の中でFMラジオで用いられている電波(1テスラは約42.6MHz)を当て、はね返ってくる電波を検出し、断層像をつくる装置です。
輪切りだけではなく、任意の方向からの断層像を直接得ることができ、病気の箇所を立体的に評価できるのが特徴です。撮像方法を変えることにより病気の箇所の質を評価することができ、造影剤を使用することなく血管、胆道胆嚢系、尿路系を画像化できる装置です。
*MRI検査を受けられない方は注意してください。
※検査費用には、健診日の税率が加算されます。
検査項目 | 身体計測・眼底カメラ・心電図・検尿・血液検査・MRI(脳の画像診断)・MRA(脳血管の画像診断) ・胸部X線・頭部X線 ・頸動脈エコー(頸部動脈の超音波診断)・血圧脈波検査 ・脳神経外科医診察・指導・認知機能検査 |
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検査費用 | 49,500円(消費税込)*食事券付き |
検査項目 | 身体計測・眼底カメラ・頸動脈エコー・MRI(頭部)・MRA(頭部)・脳神経外科医診察・指導・認知機能検査 |
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検査費用 | 33,000円(消費税込) |
予約について | ・人間ドックと併用の際は、このコースとなります。 ・簡易脳ドック(Bコース)だけをご希望される場合は、予約日から6ヶ月以内に人間ドックや生活習慣病健診を受けられた結果をご持参いただくことが条件となります。 |
予約は下記にて受け付けております。
予約受付時間は、9:00~12:30/13:45~16:00までです。
希望日の3週間前までにお申し込み下さい。
※がん検診や特定健診項目は含んでいません
※オプション検査は追加できません
※脳ドックの内容や料金は、予告なく変更する場合がございます
※健診日の税率が加算されます
TEL:0940-34-31000940-34-3100(直通) FAX:0940-34-3140(直通)
受付時間 9:00~12:30/13:45~16:00
(土・日・祝日・年末年始を除く)