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2023年度 鼎談イベント「安心して暮らせる魅力あるまちづくり」を開催

2024年2月3日(土)イオンモール福津にて、水光学会MUTSUMI5演奏会と同時開催で、鼎談イベント「安心して暮らせる魅力あるまちづくり」を開催いたしました。

鼎談イベント「安心して暮らせる魅力あるまちづくり」
~福津市×宗像市×宗像水光会総合病院合同イベント~

演者 原﨑 智仁  福津市 市長
   河野 克也  宗像市 副市長
   田山 慶一郎 宗像水光会総合病院 病院長

①安心して暮らすための災害対策
②安心して暮らすための医療・介護・福祉
③自分らしく暮らせるまちづくり

上記3テーマについて、各々の取り組みを紹介後、鼎談を行いました。

はじめに

病院長より「まちづくり、地域貢献として行政の皆さんとどのような取り組みを行っているのか共有する機会を設けるため、今回のイベントを企画するに至った。そして宗像・福津両市に賛同を得ることができ、催すこととなった。心より感謝申し上げたい。タイトルの「安心して暮らせる魅力あるまちづくり」の通り、地域の皆さんにそれぞれのまちづくりへの取り組みを知って頂ければ。」と挨拶いたしました。

宗像市の取り組み紹介

①安心して暮らすための災害対策

宗像市では地区で実施している自主防災訓練や災害時にスマートフォン・パソコンを使用した被害状況・避難所情報を閲覧できる宗像市防災情報ダッシュボードの普及活動に努めている。また、避難所になる市立学校の体育館に空調設備を整備して防災および災害への備えを行っている。

②安心して暮らすための医療・介護・福祉

地域医療体制に関しては、宗像水光会総合病院が宗像市の二次救急医療における62%を受け入れており、今後も医療連携を図っていきたい。市民向けの出前講座「ルックルック講座」を開催しており、市民に対し生涯学習の推進、健康意識を高めていきたい。

③自分らしく暮らせるまちづくり

自校式給食を全校で採用し、地産地消に努めている。現在は有機野菜を給食に採用し、米粉パンも導入予定である。また、「むなかた子ども大学」を開催しており、子どもの興味・関心を深掘りする学びを提供するために多くの子ども達に多分野にわたる職業体験をしてもらっている。本物から学ぶことを通して、興味・関心や可能性を広げる場として今後も取り組んでいきたい。

福津市の取り組み紹介

①安心して暮らすための災害対策

福津市一斉防災訓練を実施し、災害について備えている。昨年は宗像水光会総合病院DMATや宗像地区消防本部に協力頂いて、イオンモール福津を会場とし、大規模災害合同訓練を実施することができた。また災害時、様々な手段を使い避難情報を伝達できるようにしている。その一つとして、スマホで使用可能な防災情報発信ツールである「防災すまっぽん!」の普及を進めている。

②安心して暮らすための医療・介護・福祉

福津市は全国平均と比較し、高齢化率は若干低く介護認定率も低い状況にある。そのため、認知症支援啓発イベントや認知症サポーター養成講座を行い、今後の高齢化および介護者の増加に対して支援できる環境づくりに努めている。

③自分らしく暮らせるまちづくり

福津市ではゼロカーボンシティ宣言をしており、温室効果ガス削減は漁業にとっても重要とされている。そのため、産学連携で学校の使用済みコンブを使用して黒アワビの種苗の中間育成に挑戦するなど水産振興の取り組みを行っている。

宗像水光会総合病院の取り組み紹介

①安心して暮らすための災害対策

災害拠点病院としてDMAT隊による地域の防災訓練の参加を始めとして、院内備蓄や関係機関と必要物資の供給協定を結んでいる。実際に先日の石川県能登半島地震の際は、当院から医療支援を目的に支援チーム(JMAT)を派遣した。また、災害時に福祉避難所を設置する協定を宗像・福津市と締結している。

②安心して暮らすための医療・介護・福祉

県内初の手術支援ロボット「hinotori」を導入した。宗像医療圏内でも対象の手術(泌尿器科:前立腺がん 婦人科:子宮全摘術)が行えるようになった。救急告示病院としても24時間365日断らない救急医療を継続して行っており、昨年度の救急車受け入れ数は3000件を超えている。場合によっては、受け入れを断らざる負えないケースも中にはあるが、全ての救急要請に応えるという意識を職員全体で共有して取り組みたい。

③自分らしく暮らせるまちづくり

ジュニアメディカルセミナーという中学・高校生を対象とした医療体験セミナーを開催しており、医療に興味関心を持ってもらう取り組みを行っている。2017年より開催しており、当初は医師の医療体験のみ行っていたが、2019年より徐々に職種を増やしていき、現在では医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士、臨床工学技士、管理栄養士の医療体験が可能となっている。また、出前講座や市民公開講座を実施し、地域の皆様への健康増進や生涯学習の推進を図っている。今回のような取り組みや健康イベントを実施し、まちづくりに参画していきたい。

鼎談内容

鼎談では、病院長が医療業界の人手不足を例に挙げて、働き手不足に対してどのような取り組みを行っているのか両市に話を伺いました。また人材育成に関しては、当院で開催している「ジュニアメディカルセミナー」や宗像市が取り組んでいる「むなかた子ども大学」等の未来の働き手を育成する取り組みを連携して行い、福津・宗像の地域の子ども達を地域で育てていければ等意見交換が行われました。

おわりに

最後に病院長より「三者が一堂に会して災害、食育、救急医療、予防医学、教育について話すことができ、市民の皆様にも伝える良い機会になったのではないか。今回のイベントのように行政と医療とが普段から交流をしていき、有事の際にスムーズに連携を図れるよう関係性を構築していきたい。引き続き『安心して暮らせる魅力あるまちづくり』になるよう取り組んでいきたい。」と述べました。

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