2024年12月7日(土)宗像市主催の「むなかた子ども大学」に参加しました。本イベントはグローバルアリーナ等を会場に開催され、当院が開設した医療従事者コースには、小学校1~3年生の17名が参加しました。当院からは講師役として看護師1名、診療放射線技師1名、薬剤師1名、管理栄養士1名、歯科衛生士1名が参加いたしました。
当日、子どもたちは白衣を身にまとい、まるで本物の医療従事者のような姿で、一日を通してじっくりと医療の仕事を体験しました。初めて体験する医療の仕事に目を輝かせながら、「やってみたい!」「もっと知りたい!」と積極的に取り組む姿が印象的でした。
▶看護師本物の聴診器を使って心臓や腹部の音を聞き、安静時と運動時での音の違いをみんなで確認しました。初めて聞く心臓の音に「すごい!」と驚いたり、嬉しそうな笑顔を見せる子もいました。
▶診療放射線技師医療画像だけでなく、身近な物を放射線で撮影するとどのように見えるのか観察しました。また、撮影時に身につけるプロテクターの装着体験をしました。
▶薬剤師くすりの正しい飲み方についてクイズ形式で考え、一部は実験を通してその答えをみんなで考えました。正しい飲み方を学んだ後は、処方箋通りにお薬(お菓子)を集める体験をしました。
▶管理栄養士・歯科衛生士病院で働く管理栄養士と歯科衛生士の役割を学び、食材を「赤・黄・緑」の3つの栄養グループに分けました。普段から食材に興味を持っている子も多く、その豊富な知識にはスタッフも驚かされました。
参加した子どもたちからは、以下のような嬉しい感想が寄せられました。
- 「いろいろなことを教えてもらって、とっても楽しかったです。」
- 「病院にはたくさんの人が働いていると思いました。」
- 「薬剤師体験が楽しかった。」
- 「聴診器、栄養と歯のことが知れてよかった。」
- 「レントゲンが少し難しかったけど、面白く解説してくれて楽しかった。また聞きたいです。」
- 「大人になったら看護師さんになりたい!」
白衣や道具を実際に手に取り、体験することで、医療の仕事を身近に感じてもらえた様子でした。子どもたちの笑顔があふれ、充実した一日となりました。
当院では、今後も地域貢献を目的とした様々な活動に取り組んでまいります。