7月5日火曜日、6月に運用を開始しました救急ワークステーションの開所式をおこないました。
初めに、病院長 田山 慶一郎よりご来賓の皆様へあいさつを述べました。
【病院長よりあいさつ】昨年度宗像管内約半分である3,135件の救急搬送を受け入れ、年間7,490名の救急診療を実施した。当院では日頃より心筋梗塞、脳卒中などの緊急検査、治療体制の充実を図っている。今回の救急ワークステーションの開所により、より緊密な救急隊員との連携が可能となり、プレホスピタルケアの充実に繋がる。ワークステーションを開所するにあたって、沢山の方々にご協力を頂いたことに、病院を代表して皆様に感謝申し上げたい。
また、宗像地区消防本部 永島 英親消防長、福津市 原﨑 智仁市長にご来賓の方々を代表して祝辞を頂戴しました。
【永島 英親消防長よりあいさつ】消火活動から始まった消防本部の活動は今では救急活動まで幅を広げて日々取り組んでいる。宗像地区は救急に力を入れており、水光会で研修を受け入れて頂いている。今回の救急ワークステーションにおいては、医師が救急車に同乗することもあり、より質の高い研修を通して救急救命士の育成に取り組んでいきたい。
【原﨑 智仁市長よりあいさつ】消防本部はコロナ禍においても大変な中、消防活動や救急搬送をして頂いている。水光会は災害拠点病院を取得し、福祉避難所の設置など有事の際に民間病院としての役割を担って頂いている。消防本部、水光会病院の両者が連携を強固なものにすることで、福津市民の生活の質向上につながる。消防局、水光会に感謝申し上げる。
救急車と共に救急隊員3名が病院に待機し、救急医療業務を行う医師から指導を受けながら、病院研修を行います。また研修中、重症患者の救急要請に対しては、救急隊と共に医師が救急車に同乗し、医師自ら救命処置等を実施することもあります。運用にあたり病院と消防本部との連携をより強固なものにし、病院前救急活動(プレホスピタルケア)の充実を図り、救命率の向上および後遺症の軽減へと繋げていきます。