2022年5月8日付けで大濱京子看護部長が退任され、新たに吉川朱実氏が看護部長に就任致しましたのでお知らせします。
この度看護部長に就任した吉川朱実と申します。看護部は「私たちは地域の皆さまに安心で信頼される看護をいつでも提供いたします」の理念のもと、患者さんやご家族にこの病院に来てよかったと思われる看護の提供を目指し取り組んでいます。
医療における環境の変化は目まぐるしく、24時間患者さんと関わる看護師が、担う役割は重要であり多様化しています。看護師として専門性の高い、質の高い看護を提供するためには、学びキャリアアップしていくことが必要です。また、専門的な知識を高めながら、患者さんに寄り添い、患者さんの立場で考えることができる看護師を育成することが重要です。看護部は教育体制・看護体制を整理しながら、一人ひとりの看護師と向き合い、その人を継続的に育てることができるように、大切に関わっていきたいと考えます。
宗像水光会総合病院は、この地区の皆さまが安心して住みなれた場所で病気と向き合い、治療を行える環境を作ることを目指し、地域に根ざした医療を提供しています。その中で働く看護師が、地域における自分たちの役割を認識し、仕事にやりがいを感じ、はつらつと働き続けることができるように、取り組んでいきます。
この度5月8日付けで退職致しました。2013年4月に看護部長に就任し9年1ヵ月勤務させていただきました。これまで宗像地区の総合病院として、看護の質向上と共に働きやすい職場作りを目標に取り組んで参りました。在任中、病棟編成や電子カルテ導入、病棟・外来の改修工事による準備や調整、人員配置に時間を費やしました。また、師長や主任と業務を見直し、業務上様々な問題に対しては、多職種と話し合い改善していきました。教育面ではキャリア開発を進めるため、能力開発・評価システムを導入し、eラーニング教育を取り入れ学習面も強化して参りました。そんな中、新型コロナウイルス感染症が長引き、病院の機能や看護に大きな影響をもたらし、面会制限への対応、更には職員自身の感染や濃厚接触者の休みと共に発熱外来やワクチン接種に多くの人員や時間を費やし、現在も調整に苦労しています。
変化の多い時期に様々なことを乗り越えられたのは、全職員が前向きで協力的な姿勢があったからだと思っております。今後も厳しい状況が続くと思いますが、病院の理念である「地域と共に」を大切に健康に留意して活躍してほしいと思います。長い間本当にありがとうございました。