ジョンソンアンドジョンソン㈱共催のもと、全国の病院で実施されている、
実際の医療現場で使用される機器を用いて手術体験を行うセミナーです。
(㈱手塚プロダクションより画像や名称の許諾を得て開催しております。)
社会貢献の一環として、何よりも尊い「人の命」を救う
医師の仕事に触れることで「将来の医師を育てる」ことを目的に行いました。
病院長の田山より開催の目的やご協力頂いた方々への謝辞を述べさせていただきました
当院3名の医師による疾患と治療についての講話を行いました
「消化器疾患とその治療」
講話医師:外科部長 岸本幸也
外科で扱う病気の種類や、傷跡が残りにくい手術などの説明
「腎疾患とその治療」
講話医師:泌尿器科部長 寺戸三千和
最新機器の紹介や、泌尿器科で行う手術の様子等について
「心疾患とその治療」
講話医師:救急部医長・心臓血管外科 堀英嗣
心臓・血管についてや、心臓の病気等の説明
生徒の皆さんもスライドショーに興味津々の表情でした
傷などの縫合の際に行う糸結び体験を専用キットを使用して行いました
講話医師:脳神経外科部長 木下良正
動画を流しながら男結びや女結びといった手術時の糸の結び方の種類を説明
2~3人の生徒に1人の医師が付き添い、実際に糸結びを体験
生徒たちは最初は難しそうな表情でしたが、だんだんコツをつかんだ様子で
医師と一緒に楽しく糸結びを行っていました
医療現場で実際に使用する機器を用いた治療体験を4つのブースに分かれて行いました
心臓縫合体験
キットを使用した縫合の練習を行った後、
豚の心臓を使って実際に縫合を体験
自動縫合器体験
臓器に見立てた特殊なスポンジを切開縫合していきます
機械を使用する際に言う「ファイヤー!」の掛け声が元気に鳴り響いています
内視鏡体験
内視鏡の機械を使いビーズの移動を行っていく体験
医師が実際に腹腔内で行う細かな手技を疑似体験することができます
ハーモニック(超音波メス)体験
超音波メスを使って鶏肉を切っていく作業を行いました
目に見えないほどの振動によって鶏肉が切れることに、生徒たちも驚いています
<全体風景>
病院長より、生徒20名ひとりひとりに修了証「未来の医師認定書」をお渡ししました
<集合写真>
当日の様子はテレビ西日本「みんなのニュース」でも紹介されました
当院でも初めての試みではありましたが、宗像市・福津市の教育委員会及び中学校にご協力頂き、
誰一人欠けることなく、20名の生徒の方々にご参加頂くことが出来ました。
実際の機械を体験し、医師と直接ふれあうことで医療へ関心が深まり、
宗像市・福津市で医師や医療従事者を目指す生徒が少しでも増えていくことを願っております。
今後も地域に貢献するという使命感をもって様々な活動に取り組んでまいります。
改めまして、今回ご協力いただきました関係者の方々に感謝申し上げます。