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下肢静脈瘤血管内治療

下肢静脈瘤とは

ボコボコとコブのように、足の静脈がはれ上がる症状が現れます。

心臓から足に送られ、使い終わった汚れた血液は「静脈」を通って心臓に戻ります。
重力に逆らって血液を運ぶ必要があるため、「静脈」にある弁により、一度心臓方向に上がった血液が逆流しないようになっています。
この弁が壊れると、血液の逆流が生じ、正常に心臓に血液を運ぶことができなくなり、足に血液が溜まってきて、静脈がこぶのように膨らみ浮き出てきます。これが「下肢静脈瘤」です。

主な症状

進行した静脈瘤は、皮膚炎を起こしたり、色素沈着が見られます。
下肢静脈瘤は、加齢とともに症状が進行するため、早めの予防と治療をお勧めします。

下肢静脈瘤の要因

  • 長時間の立ち仕事
    立ち仕事のなかでも、下肢の筋肉を使わない状態、つまり棒立ちの状態が下肢の静脈に最も負担がかかります。 理容師・美容師・調理師・板前さんなどが下肢静脈瘤になりやすい職業です。
  • 妊娠・出産
    妊娠中や出産後に下肢静脈瘤ができる女性は少なくありません。
    妊娠・出産の回数が増えるほど下肢静脈瘤になる割合が高くなっています。
  • 体質・遺伝

下肢静脈瘤の種類

  • 伏在静脈瘤
  • 側枝静脈瘤
  • 側枝静脈瘤
  • モの巣状静脈瘤

※レーザー治療の適応となるのは(1)伏在静脈瘤です。

下肢静脈瘤血管内レーザ治療

光ファイバーの先端から出るレーザ光で、逆流する静脈を焼灼します。
膝のあたりから、穿刺して大伏在静脈の中にリングファイバーを通して、足の付け根まで進め、大伏在静脈を焼灼して閉塞させる治療方法です。

下肢静脈瘤血管内レーザ治療のメリット

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