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病院からのお知らせ・トピックス

ジュニアメディカルセミナーを開催しました

2018年8月25日(土)宗像市・福津市の中学生20名を対象にジュニアメディカルセミナーを開催しました。

ジュニアメディカルセミナーとは

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地域貢献を目的に開催する、中学生を対象とした治療体験セミナーです。
「命」に携わる仕事に触れることで、人材不足が懸念される医療業界において、
医療従事者を目指すきっかけの一助とれば、との思いで企画しております。



【病院長による特別講話】 病院長 心臓血管外科 田山 慶一郎

「命と医療について」
350生命倫理の本質についてや、医療は経験の学問であり、様々な人の死を経て存在していること等について講じました。 また、かけがえのない命に敬意を持って接することが医療には大事であること、そしてどんなことでも、他者への思いやりをもち、命を大切にしてほしい、とお話しいたしました。




「救急医療の役割について」
350当院が急性期病院として、この地域に住む方々に安心して頂くため、色々な職種と関わりを持ちながら、24時間体制で救急医療をおこなっていることなどを説明いたしました。







「採血の目的と手技について」 副院長 心臓血管外科 岡崎 悌之

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「内視鏡検査・治療の目的と手技について」 消化器科 貫 陽一郎

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「腹腔鏡手術・超音波メスの目的と手技について」 泌尿器科 部長 寺戸 三千和

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「縫合の目的と手技について」 外科 部長 岸本 幸也

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治療体験

縫合体験(豚の心臓をメスで切り縫合)

腹腔鏡・電気メス体験(3D映像を見ながら腹腔鏡下でのビーズ移動、電気メスで鶏肉を切開)

内視鏡体験(最新人間型ロボットやシミュレーターを使用し胃の内部を疑似検査)

採血体験(専用のシミュレーターを使用し赤い水を血と見立て採血)

生徒の皆さん初めは緊張した面持ちでしたが、途中からは笑顔も見られリラックスした様子で体験を
されていました。医師や看護師の説明を受けながら、実際に機器などに触れて体験を行うことで病院の
仕事に対し、少しでも身近に感じて頂けたのではないでしょうか。

最後に病院長より、「天才である必要はない。99%のことはトレーニングで出来るようになる。
自分がなりたいものになるためには何が必要か考える事が大切である。 そしてこのセミナーを通して何より、命の大切さを考え、人に対して思いやりを持つことを大事にして欲しい。」と述べ、閉会の
挨拶としました。

今回のセミナーを通し、生徒の皆さんとの触れ合いをもつことで、職員一同も、初心に帰ることができました。 宗像市・福津市の教育委員会及び中学校のご協力で、20名の生徒の方々にご参加頂き、滞りなくセミナーを開催することができました。 この度、ご協力頂いた保護者・教育関係の皆様にはこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。 今後も、当院ではこのセミナーでの経験を活かし、更によりよい地域貢献を継続して行ってまいります。

※本セミナーでの様子を取材いただき、TVや新聞にて紹介されました
◇KBC九州朝日放送 スーパーニュースJチャンネル 当日放送
◇西日本新聞 都市圏版 2018年8月26日(日)朝刊

ジュニアメディカルセミナー
主催 宗像水光会総合病院
共催 オリンパス株式会社、株式会社アステム、
   九州メディカルサービス株式会社、株式会社ドミックスコーポレーション

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