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2019年度 水光会学会

2020年2月8日(土)宗像ユリックスにて2019年度水光会学会を開催しました。今年度の学会では当グループ職員、他法人の医療機関・介護事業所の方を対象に127名の方々にお越しいただきました。

はじめに

大会長である病院長の田山より「当院はグループ全体の努力で成り立っている。水光会学会を通してそれぞれの部署がプロとして、どんなサービスを提供しているのか知り、お互いに理解を深めていけたら。それがグループ全体の強さになると思う。」と挨拶いたしました。

演題

グル―プ職員より14演題、他法人より1演題と取り組みや研究内容の発表を行いました。
                  
<第1セッション>演題 部署(職種)
地域包括ケアシステムの一助を担う地域包括支援センターの役割 福津市地域包括支援センター
(社会福祉士)
「生活を取り戻す!」自立支援に向けた通所型サービスC
~地域のリハビリテーション職の役割~
福津市地域包括支援センター
(理学療法士)
居宅介護支援事業所における人材育成と業務改善の取り組みについて 地域総合ケアセンター
(介護支援専門員)
訪問リハビリテーションに求められること
~利用者アンケートを通して~
訪問リハビリテーション
(理学療法士)
多職種連携を可視化した情報共有ツールの検討
~ONE TEAMで退院支援を実践するために~
地域包括ケア病棟(看護師)
                  
<第2セッション>演題 部署(職種)
当院回復期リハビリテーション病棟における病棟看護師及び介護者と
リハ療法士の連携活動効果
医局(医師)
当院回復期リハビリテーション病棟における実績指数に関わる要因 リハビリテーション室
(理学療法士)
一般病棟での栄養管理が回復期リハビリテーション病棟での入院期間と
ADLに及ぼす影響
栄養管理室(管理栄養士)
画像診断報告書の主治医確認における放射線室での取り組み 放射線室(診療放射線技師)
災害拠点病院認定後の当院の取り組みと結果 総務課(事務)
                  
<第3セッション>演題 部署(職種)
創傷患者経過における評価表使用による効果 蜂須賀病院(看護師)
施設入所を拒む患者との関わり 患者支援センター(社会福祉士)
リハビリテーション室における業務効率改善に向けた取り組み リハビリテーション室
(理学療法士)
標準12誘導心電図検査における当院での取り組み 臨床検査室(臨床検査技師)
透析スタッフによる1時間毎機械チェック統一化に向けての取り組みと考察 透析センター(看護師)

各賞表彰結果

優秀賞(3題)
多職種連携を可視化した情報共有ツールの検討
~ONE TEAMで退院支援を実践するために~
地域包括ケア病棟
(看護師)
一般病棟での栄養管理が回復期リハビリテーション病棟での
入院期間とADLに及ぼす影響
栄養管理室
(管理栄養士)
リハビリテーション室における業務効率改善に向けた取り組みリハビリテーション室
(理学療法士)
特別賞
創傷患者経過における評価表使用による効果蜂須賀病院(看護師)

おわりに

大会長である病院長の田山より「今回の学会では、患者支援、ケアに対する専門的な発表があり胸があつくなった。治療が終わっても患者さんの生活を考えられるようなグループでありたい。また、たくさんの施設からお越しいただいており、今後も地域連携をしていきたい」と述べさせていただきました。

理事長 津留より「多職種でそれぞれの知識を集約し共有する事で新しい価値を見出してグループ全体の質の向上になる。地域の医療介護、患者さんの生活をサポートする事が大事。自分たちの地域は自分たちで守るという心意気を感じる事ができた。」と述べさせていただきました。

まとめ

多くの皆様にご参加・ご協力を頂き、この会を無事に終えることができました。学会を通して職員間での連携を更に深め、地域の皆様へより良いサービスの提供が出来るよう来年度以降も学会を開催して参りたいと思います。

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