昨年末各地域を訪問し、防災訓練の取組みをヒアリングした結果をご報告致しました。来年度は、災害拠点病院として積極的に地域と関わりをもち、引き続き行政と協力しながら取組んでまいります。
「地域で医療を完結するために当院に望むこと、医療資源の有効活用のために住民の皆さんができること」について、4つのグループに分かれて話し合い、最後に進行役より発表を行いました。
(1)当院に望むこととしては、
・出前講座・講話などもっと地域に出向いてほしい
・病院の取組みについて発信を望む
・救急外来以外をアピールすべきでは、 等のご意見が寄せられました。
(2)住民の皆さんができることとしては、
・かかりつけ医をもつ
・病院モニター会議で得たことを地域住民に伝えていく
・#7119(救急医療電話相談)を利用する、 等のご意見が寄せられました。
またスライドを用いて、
・救急搬送の現状と課題
・医療体制の充実
・街づくりへの参画
・当院の手術実績
等、当院の役割についてご説明しました。
病院長の田山より「皆さんのご意見を聞き、さらに地域とともに取組んでいかなければならないと感じました。近い将来、地域の人たちと一緒に患者さんをみていけるような病院にしていきたい。まずそのためには地域の人々に当院を分かって頂きたい。皆さんにお集まり頂いた4回が無駄とならないよう、糧にしていく所存です。今年度の病院モニター会議にご参加頂き、御礼申し上げます。」と述べさせていただきました。
来年度も引き続き病院モニター会議を開催し、様々なご意見を病院づくり・街づくりに活かしてまいります。