平成30年7月4日(火)に、今年度第1回目となる病院モニター会議を開催し、一般市民及び地域各種団体から13名の方にご参加頂きました。
最初に病院長の田山より、
「当院は福津・宗像の救急車が地域で完結できるようにすることを目標に運営していますが、現状として平均在院日数は短く病床は満床に近い状態でなかなか受け入れが難しくなってきています。その為、急性期の治療が終わっても速やかに安心して退院できるよう、入院時から退院を見据えた退院支援にこの一年間力を入れてきました。職員一丸となって、『水光会があるから安心してこの地域に住める』と地域の方々から言ってもらえることを目標に、接遇等にも力を入れて取り組んでいます。
このモニターでは皆さん方のお知恵や忌憚のないご意見を基に、目標を達成するための糧にさせて頂きたい。」と挨拶致しました。
今回は第1回目ということで、病院モニターについての概要説明、参加者ひとりひとりによる自己紹介の後に、院内見学を実施致しました。
実際に業務が行われている現場や、普段お見せしていない院内の裏側をご案内し、各部署長が設備・役割について質疑応答を交えながら説明し、見学をして頂きました。
病院長の田山より、「病院を挙げて街づくりをすすめることを目的に行っています。モニターの皆様には、ぜひ我々の『サポーター』になって頂きたい。我々に対するご意見を頂戴するとともに、知らない市民の方々へ啓蒙をして頂きたい。どうか我々の考え方に賛同いただけるならば、お知恵を拝借したい。」と述べさせていただきました。
今回の病院見学で頂戴致しましたご意見につきましては、各部署改善に取り組んでまいります。
第2回は9月に宗像医療圏についての説明や、意見交換を行う予定としております。