私たちは、患者さんやご家族に
この病院に来てよかった。安心した。
そう思っていただけるように
看護師として取り組んでいきます。

当院ICUはベッド数6床であり外科系・内科系問わず全診療科の重症患者さんのケアを行っています。生命の危機的状況にある患者さんは苦痛や不安を多く抱いているため、私たちは精神的に寄り添える看護ができるよう、対応や環境作りを心がけています。さらに、多職種と積極的に連携を図り、患者さんの社会復帰を見据えた看護に取り組んでいます。看護師には豊富な知識や高度な技術が求められるため、部署内で多くの勉強会を企画し、スタッフ全員で自己研鑽に努めています。その中でも、災害発生時のICUでの動きを想定したマニュアル作成や訓練、感染対策には特に力を入れて取り組んでいます。
ICUは厳しい環境下で緊張感がある印象を持たれがちですが、私達のICUは、お互いを助け合いながら、和気あいあいと、明るく活気溢れる職場です！！ぜひ、一緒に働きましょう！！

手術室では、年間約2000例の手術を行っています。先端医療の手術支援ロボットを使用した手術も開始され、様々な手術を行うことができるようになりました。手術に関わるスタッフがチームとなり、手術前から心身の準備が整えられ安心して安全な手術が受けられるよう患者さんのサポートを行っています。手術を待つ家族に対する支援も忘れていません。手術を受ける患者さんだけでなく、手術室で働く看護師も笑顔になるようチームワークを大切に頑張っています。

心臓血管センターは、循環器内科と心臓血管外科の32床の病棟です。主に、心筋梗塞や狭心症、心不全、心臓カテーテル検査等の患者さん、冠動脈バイパス術、心臓弁置換術、人工血管置換術等の手術を受ける患者さんが入院されます。
心疾患で急な入院をした患者さんは不安や苦痛が大きく、わたしたち看護師の関わりがとても大切になります。そのため、日々の業務の中で仲間と切磋琢磨し、心電図検定や心不全指導療法士、BLSやACLSを取得し、勉強会を開催して看護に生かしています。学びあえる仲間とともに患者さんに寄り添いながら看護を提供できるよう、スタッフ全員で取り組んでいます。
また、忙しい中でも看護にやりがいを持ち、楽しさを感じることができるよう、看護提供方式はPNSを導入しています。病棟調査によるPNS看護師満足度は高く、「ありがとう」の言葉が飛び交う病棟です。

現在は、女性のみの26床の病棟です。（スタッフも女性のみです）婦人科疾患を主に形成外科・心臓血管外科の手術前～手術後の患者さんや内科疾患の患者さんのケアに携わっています。入院した日から退院後の生活を考えて患者さん・ご家族の気持ちに寄り添い、多職種（相談員、理学療法士、管理栄養士など）と協同して退院支援を行っています。入院患者数は少ないのですが、手術前後の看護から療養生活のお世話まで幅広く、毎日、ばたばたしていますがみんなで声を掛け合っています。安全で安心したケアを提供できるようにチームワークをモットーにスタッフ一同笑顔で頑張っています。　

4S病棟に入院される患者さんの診療科は内科です。近年は、独居または夫婦で暮らしている高齢者の方の入院が多く、多職種（管理栄養士、リハビリ、社会福祉士、薬剤師など）チームで、入院時から退院後の生活をみすえての支援をさせて頂いております。
私たちの喜びは、患者さんやご家族から「ここに入院して良かった」と喜んでいただくことです。さあ、今日も喜んでいただけるように、笑顔でがんばります！

地域包括ケア病棟（5N病棟）の主な役割は、患者・家族の意向に沿った退院支援を行うことです。患者・家族が退院後どのように過ごしていきたいかを供に考え、病気で失われた機能が回復し、入院前の日常生活に少しでも近づくよう多職種でケアにあたっています。
チーム医療の最前線で「連携」を大切に、アットホームな環境で患者さんの残存機能を見極め、家族の一員になった気持ちで様々な知識を出し合う事で、患者・家族に寄り添うケアの提供を実践しています。

5S病棟は整形外科・脳神経外科の患者さんが入院される病棟です。整形外科では主に大腿骨骨折、股関節や膝関節の手術前後の患者さん、脳神経外科では急性期の脳血管障害の患者さんが入院されています。
入院当初より多職種と協働し、患者さんやご家族の希望に沿った社会資源などの情報提供や退院後の生活が安心して送れるように看護を提供しています。私たち看護師はリハビリで動けるようになる患者さんとともに喜びを分かち合い、積極的にリハビリが継続できるようにチームで協力して頑張っています。

回復期リハビリテーション病棟では、機能の回復やADL（日常生活活動）能力の向上による寝たきりの防止と社会や在宅への復帰を目的とし、医師・看護師・理学療法士作業療法士・言語聴覚士・薬剤師・医療相談員・管理栄養士が協同でリハビリテーションプログラムを立案し実施しています。日常生活の中にリハビリで習得した「できる動作」を病棟生活に取り入れて「している動作」となるように看護をしています。患者さんの生活に目を向けて関わるため、一人ひとりの状態や思いに合わせた看護が求められます。
"患者さんの心に、生活に寄り添う看護"ができるよう日々取り組んでいます。

6S病棟は、外科・泌尿器科疾患を中心に、手術を受ける患者さんや化学療法を受ける患者さんが多く入院されています。患者さんの入れ替わりが多くとても忙しい病棟ですが、日々、患者さんに寄り添う看護の実践を、看護師はペアで活動し、患者さんの不安を和らげ、看護師同志で教育も兼ね、相談もしやすいので一人で焦ることはありません。患者さんとのかかわりを通して学びがあることがやりがいになっています。

透析センターでは、50床を有し、医師、臨床工学士、看護師、看護補助者、それぞれが持つ役割を最大限に発揮し、慢性腎臓病の保存期の指導、透析導入から外来透析への移行指導、患者さんの状況に合わせて、他職種協同で透析業務を行っています。患者さんは、急な透析導入で「透析は長くてつらい・・・」と気持ちがゆらぐ方も多くいらっしゃいます。透析を受け入れ、生活していくうえで希望や持っていただけるよう私たちは、患者さんの気持ちに寄り添い、病気だけでなく、人を看ることに力を入れて関わっています。
当センターでは、透析看護の経験の有無に関係なく安心して働ける環境つくりにも力を入れており、プリセプターが1人１人の状況に応じた教育指導を行い、必要な技術や知識が身につきます。就学前児童を持つ子育て奮闘中のママさん看護師が多数在籍していますが、こどもさんの突然の病気で休む際も「お互いさま！」をモットーに、スタッフみんなでサポート。優しい笑顔のあふれるワークライフバランスの充実した職場です。

外来では糖尿病や高血圧などの慢性疾患、急な発熱や腹痛などの急性期疾患に対応できる一般外来と24時間365日心疾患や脳疾患、外傷などに対応できる救急診療部があり、年間3000台を超える救急搬送があります。
病院の理念である「断らない医療」「水光会があるから福津・宗像に住みたい」を基本に、幅広い分野の看護に携われる環境でもあります。いのちと向き合う医療の現場だからこそ、患者さんの救命のための看護だけでなく、家族に対する精神面の援助も大切にしています。
スタッフは、新人看護師から中堅看護師、認定看護師やママさん看護師、キャリアの異なる看護師がいるため、お互いに知識や技術を高め合い、本や参考書では学びとれないエキスパートの暗黙知を学ぶことができます。働き方改革では、超過勤務の減少やワークライフバランスも実現され、自分も家族も大切にできます。自分の可能性を信じて笑顔と感動の看護をしましょう！一緒に働く日を心待ちにしています。